今年の紅葉は例年より遅く色づき始めましたが、そろそろ終わりに。
朝晩は冷えこむ日も増え、暖房器具が本格的に必要になってきました。
22日頃はニ十四節気の『小雪(しょうせつ)』でちらほら雪が降る季節です。
初冬の少し冷え込む日には、おうちにこもって自家製食品を作ってみるのも楽しいものです。
数年前より発酵食がブームになっていますが麹を使った甘酒や塩こうじ、醤油こうじ、みそ等の伝統食もおうちで作れますよ。
ただ中にはじっくり時間の取れない方も。
そういう方には『卵黄のみそ漬け』がおすすめです。
みそとみりん、酒を混ぜて、卵黄を漬けこみます。
みその風味が移り、程よく脱水された卵黄は濃厚。
白いご飯に添えたり、納豆に添えたり、生卵とは違った食感が楽しめます。
【卵黄のみそ漬け】
◆材料(3~4個分)
卵黄:3〜4個
みそ:150g
福来純伝統製法熟成本みりん:大さじ1と1/2
酒:小さじ1
◆作り方
①ボウルにみそ、福来純伝統製法熟成本みりん、酒を入れて混ぜる。
②容器に味噌の半分を敷いて厚手のキッチンペーパーを敷く。上から押してくぼみをつけ、卵黄をのせる。
再びキッチンペーパーをのせて、残りのみそを広げる。
※卵黄の膜が破れやすいので注意する。
③1~2日冷蔵庫で寝かせて完成。ご飯などに添えます。
※漬け込み過ぎると水分が抜けて固くなるので注意。
作り方を動画でご覧いただけます。
<工夫ポイント>
お好みで白飯、冷ややっこ、納豆、山芋スライスなどに添えてください。
ゴマや大葉、キムチなどを添えるとより一層風味がよくなります。
残ったみそは料理に使えます。
●フードコーディネーター佐々木有紀子さんのご紹介
こんにちは。佐々木有紀子です。
フードコーディネーターとして料理教室の主催、レシピの提案、イベントの開催をしています。
また、地元の方々と郷土料理研究会を立ち上げ、伝統的な料理を学び、次世代に継承していく活動をしています。
「美醂のしずく」では季節感を大切にし、各家庭で大切にされてきた家庭料理を提案していきたいと思います。よろしくお願いいたします。
●プロフィール
大学卒業後、11年間高校で家庭科教諭。
大手教室で製菓・製パン、家庭料理を習得し同教室でアシスタント、講師として勤務。
広島クッキングスクールにてイタリア料理を習得。
フードコーディネーター、上級食品表示診断士。フードアナリスト、だしソムリエ。
ココロとカラダにやさしい料理教室 Morehome saasa主催
●佐々木有紀子さんのオフィシャルブログ
ココロとカラダにやさしい料理教室 Morehome saasa
http://saasa.petit.cc/muscat1/
金木犀の甘い香りが漂う季節になりました。
23日はニ十四節気の『霜降(そうこう)』で霜が降り始めるころと言われています。
朝夕には寒く感じる日も出てきました。
秋は木の実も多く実る時期。
栗をはじめ、銀杏、ローズヒップなど栄養価の高い実が出回るようになります。
栗の処理は大変なイメージがありますが皮の剥き方のコツをマスターしたらを手軽に使えるようになります。
栗ご飯や渋皮煮などおいしい食べ方もたくさん。
ぜひマスターしていただきたいです。
栗ときのこの照り煮は秋の食材を少し濃い目の味つけにした煮物。
濃い目なので日持ちがします。
栗がないときはサツマイモで作っても甘みがあっておいしく作れます。
季節のお酒は『ひやおろし』。
しっかり熟成させたふくよかな風味のひやおろしなら風味の高いきのこや栗ともよく合います。
【栗ときのこの照り煮】
◆材料(2人分)
栗:120g
鶏モモ肉:250g
マイタケ:100g
米油:小さじ2
【A】
しょうゆ:大さじ1と1/2
福来純伝統製法熟成本みりん:大さじ2
水:50ml
酒:大さじ1
◆作り方
①湯(分量外)を沸かし、栗を入れて火を止め、そのまま20分程度置く。水気を切り、栗の座の部分(下側のザラザラしたところ)を切り、外側の鬼皮をむく。包丁を使って内側の渋皮をむき、水に浸ける。
②鶏肉は一口大に切る。
③鍋を火にかけ米油を入れ、鶏肉を炒める。
④肉の色が変わったら栗、マイタケと【A】を入れ、落しぶたとふたをして、火を弱めて5分煮る。
⑤ふた、落しぶたを取り、5分くらい煮汁を煮詰める。
<工夫ポイント>
マイタケは小ぶりでバラバラになったタイプを使用すると時短になります。
煮詰めるとき、火力が強いと煮詰まりすぎて辛くなってしまいます。
作り方は動画でご覧いただけます
◆この料理に合うお酒
花美蔵 純米吟醸ひやおろし
ひやおろしとは、冬にしぼった新酒が劣化しないよう春先に火入れして貯蔵した日本酒です。
ひと夏を越え、2度目の加熱をせず、冷やのまま出荷します。「ひや」のまま、大桶から樽に「おろし」て出荷していることから「ひやおろし」と呼ばれ、秋のお酒として親しまれています。
ふくよかでバランスの取れたお酒なので、あっさりとした素材でも濃厚なものでも相性が良いです。
花美蔵 純米吟醸ひやおろしの詳細はこちら
●フードコーディネーター佐々木有紀子さんのご紹介
こんにちは。佐々木有紀子です。
フードコーディネーターとして料理教室の主催、レシピの提案、イベントの開催をしています。
また、地元の方々と郷土料理研究会を立ち上げ、伝統的な料理を学び、次世代に継承していく活動をしています。
「美醂のしずく」では季節感を大切にし、各家庭で大切にされてきた家庭料理を提案していきたいと思います。よろしくお願いいたします。
●プロフィール
大学卒業後、11年間高校で家庭科教諭。
大手教室で製菓・製パン、家庭料理を習得し同教室でアシスタント、講師として勤務。
広島クッキングスクールにてイタリア料理を習得。
フードコーディネーター、上級食品表示診断士。フードアナリスト、だしソムリエ。
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実りの秋。次々と秋の便りが届く季節になりました。
秋の魚というと鮭。スーパーで出回っているのは白鮭もありますが、その仲間のトラウトサーモンやアトランティックサーモンなどもあります。
それぞれに味や風味が違うので用途に合わせて選びたいですね。
鮭は赤身の魚ではなく、白身の魚です。
身のピンク色は食べるエサの色によるもので、エビやカニにも含まれるカロテノイド色素のアスタキサンチンという色素が含まれるためです。
鮭のきのこあんかけは塩味をつけていない生の鮭を焼いて、季節の野菜をあんかけしたもの。
だし風味の和風あんでもおいしいですが、中華風の甘酢あんにしてもおいしくいただけます。
季節のお酒は『ひやおろし』。
しっかり熟成させたふくよかな風味のひやおろしなら和風・中華風のどちらもおいしくいただけそうです。
【鮭のきのこあんかけ】
◆材料(2人分)
生鮭:2切れ
片栗粉:適量
ゴマ油:大さじ1/2
白ネギ:1/3本※葉の部分も含む
シイタケ:2枚
ニンジン:15g
ショウガ汁:小さじ1/2
水溶き片栗粉(水:大さじ1 + 片栗粉:小さじ2)
【A】
塩:少量
コショウ:少量
【B】
しょうゆ:大さじ1
酒:大さじ1
砂糖:大さじ1/2
福来純伝統製法熟成本みりん:大さじ1
だし:150ml
◆作り方
①鮭にAで下味をつけて、片栗粉をまぶす。
②フライパンにゴマ油を入れ火をかける。鮭の皮目から焼き、裏返してさらに焼く。身が厚いときはふたをする。
③白ネギは斜めの薄切り、シイタケは石づきを取って薄切り、ニンジンはせん切りにする。
④鍋にBを入れて火にかける。③とショウガ汁を入れ、野菜が柔らかくなったら水溶き片栗粉を入れてとろみをつける。
⑤焼けた鮭を皿にもりつけ、④のあんをかける。
作り方を動画でご覧いただけます
◆この料理に合うお酒
花美蔵 純米吟醸ひやおろし
ひやおろしとは、冬にしぼった新酒が劣化しないよう春先に火入れして貯蔵した日本酒です。
ひと夏を越え、2度目の加熱をせず、冷やのまま出荷します。「ひや」のまま、大桶から樽に「おろし」て出荷していることから「ひやおろし」と呼ばれ、秋のお酒として親しまれています。
ふくよかでバランスの取れたお酒なので、だしの沁みたあっさりとした素材でも濃厚な味付けのものでも相性が良いです。
花美蔵 純米吟醸ひやおろしの詳細はこちら
●フードコーディネーター佐々木有紀子さんのご紹介
こんにちは。佐々木有紀子です。フードコーディネーターとして料理教室の主催、レシピの提案、イベントの開催をしています。
また、地元の方々と郷土料理研究会を立ち上げ、伝統的な料理を学び、次世代に継承していく活動をしています。
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梅雨明けが待ち遠しい今日この頃、夏本番までもう少しです。
暦のうえでは7月15日は『中元』。お中元は中国が起源の風習です。
もともと三元という風習があり、1/15の上元、7/15の中元、10/15を下元にお祝いをしていました。
そのうち、中元だけが日本に伝わり、お盆行事と結びついて仏様への供養、親戚、商売相手などにも贈るようになったと言われています。
暑い季節は食べやすいものに偏って、たんぱく質、ミネラル、ビタミンが不足しがち。
煮浸しは材料を下茹せずに、煮汁でさっと煮る料理でたくさん作っておけば、食べたいときにさっと出すことができます。
消耗する夏こそ作りおいてバランスよく食べるようにしたいものです。
水菜と桜えびの煮浸しは、えびの風味と旨味が感じられるさっぱりとした一品。
お酒のおともにもぴったりです。すっきりとした夏の限定酒とも相性ピッタリなので、お中元を贈りたい方と一緒にいただいてみてはいかがでしょうか?
【水菜と桜えびの煮びたし】
◆材料(2人分)
水菜:100g(1/2束)
シイタケ:1枚
ショウガ:薄切り2枚
桜えび:3g
しょうゆ:大さじ1
福来純伝統製法熟成本みりん:大さじ1
【出し汁】
水:330ml
昆布:4g
かつお節:8g
◆作り方
①耐熱容器に水、昆布、かつお節を入れて600Wのレンジで3分加熱する。キッチンペーパーを使って漉す。
②水菜を4㎝に切る。シイタケは薄切り、ショウガはせん切りにする。
③鍋に①の出し汁、しょうゆ、福来純伝統製法本みりん、ショウガを入れて火にかける。
シイタケを入れ、さっと煮てから水菜を加える。さっと煮たら桜えびを加えて、火を止める。
④器に盛り付ける
作り方を動画でご覧いただけます。
<アレンジ例>
水菜の代わりに小松菜、三つ葉などでもよい。
好みで油揚げや厚揚げを加えてもおいしく、栄養のバランスが良くなります。
多めに作って、冷蔵庫で冷やしておくと日持ちします。
◆この料理に合うお酒
夏の限定酒 純米大吟醸。
このお酒は酒袋の重さで自然に絞られたもので香り、味のバランスがとれています。
すっきりとしたお酒なので、出し汁の沁みたあっさりとした素材と相性ピッタリです。
夏の限定酒 純米大吟醸の詳細はこちら
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梅雨明けまであとわずか。梅雨が明ければ本格的な夏ですね。
7月7日は七夕の日で、ニ十四節気の『小暑(しょうしょ)』です。
この日から暑気に入り、梅雨が明け始める季節と言われています。
アウトドアでBBQやキャンプを楽しむ家族が増えてきました。
グランピングというスタイルも話題になっています。
“glamorous(優雅な)”と“camping(キャンプ)”を合わせた造語で、贅沢にアウトドアを楽しむ新しいスタイルです。
時間に追われず、ゆったり自然を楽しむため、下ごしらえは事前に。
気の置けないメンバーと火を囲み、優雅にお酒を楽しむ大人スタイルも定番になりそうです。
BBQで定番のスペアリブも柚子胡椒で違った風味にしてはいかがしょう?
すっきりした夏限定酒の純米吟醸もスイスイ進みます。
【スペアリブの和風BBQ】
◆材料(2人分)
スペアリブ:350g
長ネギ:1/3本
ショウガの薄切り:4枚
柚子胡椒:大さじ1/2
好みの夏野菜:適量
【調味料】
すりごま:大さじ1
水:1カップ
しょうゆ:大さじ3
酒:大さじ2
福来純伝統製法熟成本みりん:大さじ2
はちみつ:大さじ2
◆作り方
①長ネギを斜めの薄切りにする。
②圧力鍋に水(分量外)とスペアリブを入れて火にかける。
水がにごり、沸騰したら火を止め、肉を取り出して湯を捨てる。(ゆでこぼす)
③きれいにした圧力鍋にスペアリブ、長ネギ、ショウガ、調味料を入れ、落しぶた、ふたをして火にかける。
圧力がかかってから10分加熱する。自然にピンが下がるのを待ち、下がったらふたを開け、肉を出す。
④③に柚子胡椒を塗ってグリルで焦げ目がつくまで焼く。
⑤夏野菜も焼き、④のスペアリブと一緒に盛り付ける。
作り方を動画でご覧いただけます。
<アレンジ方法>
スペアリブを鶏モモ肉や豚肩ロースに変えても、煮た後、焼かずにそのまま食べてもおいしいです。
圧力鍋がない方は、普通の鍋で40〜50分くらい煮ると良いです。
◆この料理に合うお酒
夏の限定酒 純米吟醸はすっきりとした上品な香りの中に適度なコクがあり、滑らかな飲み口が特徴です。
さっぱりした夏の限定酒 純米吟醸は柚子胡椒風味の甘辛味のスペアリブと相性が良く、組み合わせると止まらなくなりそう。
夏の限定酒 純米吟醸の詳細はこちら
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良質な素材と昔ながらの手造りにこだわる岐阜の蔵元です。