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実りの秋。次々と秋の便りが届く季節になりました。
秋の魚というと鮭。スーパーで出回っているのは白鮭もありますが、その仲間のトラウトサーモンやアトランティックサーモンなどもあります。
それぞれに味や風味が違うので用途に合わせて選びたいですね。

鮭は赤身の魚ではなく、白身の魚です。
身のピンク色は食べるエサの色によるもので、エビやカニにも含まれるカロテノイド色素のアスタキサンチンという色素が含まれるためです。

鮭のきのこあんかけは塩味をつけていない生の鮭を焼いて、季節の野菜をあんかけしたもの。
だし風味の和風あんでもおいしいですが、中華風の甘酢あんにしてもおいしくいただけます。

季節のお酒は『ひやおろし』。
しっかり熟成させたふくよかな風味のひやおろしなら和風・中華風のどちらもおいしくいただけそうです。

【鮭のきのこあんかけ】
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◆材料(2人分)
生鮭:2切れ
片栗粉:適量
ゴマ油:大さじ1/2
白ネギ:1/3本※葉の部分も含む
シイタケ:2枚
ニンジン:15g
ショウガ汁:小さじ1/2
水溶き片栗粉(水:大さじ1 + 片栗粉:小さじ2)

【A】
塩:少量
コショウ:少量

【B】
しょうゆ:大さじ1
酒:大さじ1
砂糖:大さじ1/2
福来純伝統製法熟成本みりん:大さじ1
だし:150ml

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◆作り方
①鮭にAで下味をつけて、片栗粉をまぶす。
②フライパンにゴマ油を入れ火をかける。鮭の皮目から焼き、裏返してさらに焼く。身が厚いときはふたをする。
③白ネギは斜めの薄切り、シイタケは石づきを取って薄切り、ニンジンはせん切りにする。
④鍋にBを入れて火にかける。③とショウガ汁を入れ、野菜が柔らかくなったら水溶き片栗粉を入れてとろみをつける。
⑤焼けた鮭を皿にもりつけ、④のあんをかける。

作り方を動画でご覧いただけます


◆この料理に合うお酒
花美蔵 純米吟醸ひやおろし
ひやおろしとは、冬にしぼった新酒が劣化しないよう春先に火入れして貯蔵した日本酒です。
ひと夏を越え、2度目の加熱をせず、冷やのまま出荷します。「ひや」のまま、大桶から樽に「おろし」て出荷していることから「ひやおろし」と呼ばれ、秋のお酒として親しまれています。
ふくよかでバランスの取れたお酒なので、だしの沁みたあっさりとした素材でも濃厚な味付けのものでも相性が良いです。

花美蔵 純米吟醸ひやおろしの詳細はこちら

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●フードコーディネーター佐々木有紀子さんのご紹介
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こんにちは。佐々木有紀子です。フードコーディネーターとして料理教室の主催、レシピの提案、イベントの開催をしています。
また、地元の方々と郷土料理研究会を立ち上げ、伝統的な料理を学び、次世代に継承していく活動をしています。
「美醂のしずく」では季節感を大切にし、各家庭で大切にされてきた家庭料理を提案していきたいと思います。よろしくお願いいたします。

●プロフィール
大学卒業後、11年間高校で家庭科教諭。
大手教室で製菓・製パン、家庭料理を習得し同教室でアシスタント、講師として勤務。
広島クッキングスクールにてイタリア料理を習得。
フードコーディネーター、上級食品表示診断士。フードアナリスト、だしソムリエ。
ココロとカラダにやさしい料理教室 Morehome saasa主催

●佐々木有紀子さんのオフィシャルブログ
ココロとカラダにやさしい料理教 Morehome saasa
http://saasa.petit.cc/muscat1/

良質な素材と昔ながらの手造りにこだわる岐阜の蔵元です。

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