全国的に晴天でスタートした2019年。
昨年は自然災害などに見舞われた地域もあり落ちつかない1年でした。
今年は平穏に過ごせるよう祈るばかりです。
1月を迎え、いよいよ冷え込む季節になってきました。
こんなときは体の温まる食事で健康に過ごしたいもの。
根菜をたくさん煮込んだポトフは食材の持つ旨味が溶け出て、体にやさしいメニューです。
また年末年始からついつい増えがちになる味の濃いものや脂肪分の多い食生活をリセットするにもちょうどよいと思います。
たくさん作っておいて冷凍しておけば忙しい時に便利に使えます。
シンプルな味付けなのでトマトソースやカレー粉を加えるなどのアレンジも簡単で、鶏肉を豚肩ロースに変えてもおいしくいただけます。
外はまだまだ寒いですが、体の中からしっかり温め、元気に過ごしていきましょう。
【和風ポトフ】
◆材料(2人分)
手羽元:4本
ニンジン:40g(1/4本)
大根:80g
レンコン:50g
小松菜:1株
シメジ:1/4パック
白ネギ:1/2本
塩:小さじ2/3
福来純三年熟成本みりん:大さじ1/2
こしょう:少量
しょう油:小さじ1/3
サラダ油:小さじ1
【だし】
いりこ:20g
昆布:1枚
水:500ml
◆作り方
①だしを取る。電子レンジで使用できる容器に頭とワタを取ったいりこ、昆布、水を入れ、600Wで4分加熱する。ざるでこす。
②ニンジン、大根、レンコンは乱切りにする。シメジは石づきを取って小房に分ける。ネギはひとくち大に切る。小松菜は4cmに切り、茎と葉に分ける。
③フライパンにサラダ油を熱し、水気をふき取った手羽元を入れて両面に焼き色をつける。
④鍋にだしを入れて火にかけ、➂を入れる。沸騰したら火を弱めてあくを取りながら10分煮る。
あらかたあくが出たら塩、福来純三年熟成本みりん、こしょうで味を調えてからニンジン、大根、レンコンを入れ10分煮る。ネギ、シメジ、小松菜の茎を入れて5分くらい煮てからしょう油、小松菜の葉を入れて煮る。
⑤いったん火を止め、ふたを開けて10分くらい置いてから温めなおし器に盛る。(※味をなじませる)
大人向けに柚子胡椒、七味などを添える。
作り方を動画でご覧いただけます。
<アレンジ例>
好みで仕上げに柚子胡椒や七味、ピリ辛だれ(ポン酢、豆板醤、ゴマ油、刻みネギ)を添える。
◆この料理に合うお酒
豊かな味わいの中にキレがあるこの酒は、一度飲むともう一度飲みたくなる魅力があります。
お米の味が一番感じられる喉ごしの良いお酒です。
すっきりとしたお酒なので薄味の淡白な料理の風味も生かしながらいただけます。
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フードコーディネーター佐々木有紀子さんのご紹介
こんにちは。佐々木有紀子です。
フードコーディネーターとして料理教室の主催、レシピの提案、イベントの開催をしています。
また、地元の方々と郷土料理研究会を立ち上げ、伝統的な料理を学び、次世代に継承していく活動をしています。
「美醂のしずく」では季節感を大切にし、各家庭で大切にされてきた家庭料理を提案していきたいと思います。よろしくお願いいたします。
●プロフィール
大学卒業後、11年間高校で家庭科教諭。
大手教室で製菓・製パン、家庭料理を習得し同教室でアシスタント、講師として勤務。
広島クッキングスクールにてイタリア料理を習得。
フードコーディネーター、上級食品表示診断士、フードアナリスト、だしソムリエ。
ココロとカラダにやさしい料理教室 Morehome saasa主催
●佐々木有紀子さんのオフィシャルブログ
ココロとカラダにやさしい料理教室 Morehome saasa
http://saasa.petit.cc/muscat1/
良質な素材と昔ながらの手造りにこだわる岐阜の蔵元です。