3月になり、スーパーにも菜の花や春キャベツなど春らしい食材が並び始めました。
山菜やタケノコなど春を代表する食材の中には苦味を感じるものがありますが、
これらには冬の間に冬眠状態になった体を目覚めさせ、
新陳代謝を活発にさせる働きがあると言われています。
今が旬の菜の花もちょっとほろ苦く大人の味。
栄養成分はカリウム、カルシウム、ビタミンCを多く含んでいます。
新生活を元気にスタートするために春の旬食材を楽しんでみてはいかがでしょうか?
照り焼きチキンと菜の花ののり巻き
◆材料(4本分)
米:2合
昆布:8×8cmくらいのもの 1枚
【合わせ酢】
酢:大3と1/2
福来純本みりん:大6
塩:小1(5g)
【具材:チキン】
鶏もも:2枚
(調味料 A)
ショウガ汁:小1と1/2
福来純本みりん:120ml(大8)
しょう油:大4
【具材:卵焼き】
卵:4個
福来純本みりん:大2
薄口しょうゆ:大1
【具材:菜の花】
菜の花:80g ※ないときは小松菜などを使う。
しょう油:大1
だし:大2
海苔:4枚
◆作り方
① 米を洗って炊飯器の内釜に入れる。水をすし飯の水分量まで入れ、そこからさらに水を大3のぞく。
(ない場合は普通の水加減から水を大さじ5のぞく)
30分以上浸水しておく。炊く直前に昆布を入れ炊飯する。
合わせ酢は、鍋に福来純本みりんを入れて火にかけてアルコールを飛ばす。
火から下ろし、塩を加える。冷めたら酢を加える。(熱いうちに入れると酢の酸味が飛んでしまうので注意する)
② 鶏肉は半分に切り、繊維に沿って1㎝幅に切る。
ショウガ汁が入った調味料Aに20~30分漬け込む。フライパンを火にかけ皮目の方から置く。
肉の色が変わったら漬け汁も入れ、汁けがなくなるまで煮る。
③ 卵を溶いて、福来純本みりんと薄口しょうゆを混ぜる。
卵焼き器にサラダ油を敷いて卵焼きを作る。細長く切る。
④ 菜の花はさっとゆでて冷水に取る。
水気を絞ってから、しょうゆとだしを合わせたものにつける。使う前に水気を絞る。
⑤ ごはんが炊き上がったら飯台またはボールに取り出し、①の合わせ酢を木じゃくしで受けながら回しかける。
切るようにして混ぜながら、うちわなどで風を送って冷ます。
⑥ 巻きすに海苔をのせて酢飯の1/4を広げ、②の鶏肉、③の卵焼き、④の菜の花のそれぞれ1/4を置き、手前から巻く。
海苔がなじんだら、1本を8個に切る。
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フードコーディネーター佐々木有紀子さんのご紹介
こんにちは。佐々木有紀子です。
私はフードコーディネーターとして料理教室を主催したり、
レシピ提案、イベントの開催をしています。
また地元の方々と郷土料理研究会を立ち上げ、
伝統的な料理を学び、次世代に継承していく活動をしています。
「美醂のしずく」では季節感を大切にし、
各家庭で大切にされてきた家庭料理を提案していきたいと
思います。よろしくお願いいたします。
●プロフィール
大学卒業後、11年間高校で家庭科教諭。
大手教室で製菓・製パン、家庭料理を習得し同教室でアシスタント、講師として勤務。
広島クッキングスクールにてイタリア料理を習得。
フードコーディネーター、上級食品表示診断士、フードアナリスト、だしソムリエ。
ココロとカラダにやさしい料理教室 Morehome saasa主催
●佐々木有紀子さんのオフィシャルブログ
ココロとカラダにやさしい料理教室 Morehome saasa
http://saasa.petit.cc/muscat1/
良質な素材と昔ながらの手造りにこだわる岐阜の蔵元です。