公認ブログライター高橋やよいさんの
「栗の渋皮煮」レシピを紹介します。
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秋になると毎年作っている、栗の渋皮煮。
ちょっとの量で、材料もシンプル。
洋酒の代わりに、福来純三年熟成本みりんを使うと
コクのある自然な甘みで砂糖が控えられ、カロリーダウンに。
その上、つやと照りが出て、ふっくら仕上がります。
シロップは、パンや焼き菓子に混ぜると風味が良く、マロンクリームにも使えます。
材料(作りやすい量)※たくさん作るときは、分量を倍にしてください。
生栗:500g
砂糖:220g
福来純三年熟成本みりん:大さじ2
重曹(一回目):大さじ1
重曹(二回目):小さじ1
※栗の重さから、砂糖は1/2の量が目安です。
通常は砂糖250gと洋酒大さじ1入れていましたが、
福来純三年熟成本みりんを使うと甘さが控えられるので、
砂糖を220gにしました。
お好みで調整くださいね。
作り方
(1)栗の重さを量る。
洗って、鍋にお湯を沸かし、10分ほどゆでる。
(2)渋皮が傷つかないように、鬼皮を丁寧にむき、水に入れて一晩漬ける。
※鬼皮は硬いので、キッチンばさみを使うと便利です。
先5mmほど切ってください。
※スジは手か、爪楊枝で取って下さい。神経質に取り除かなくても
煮てやわらかくなるとスルッと取れます。
(3)(2)の栗を洗って、鍋にひたひたの水に“重曹大さじ1”を入れ
アクを取りながら10分ゆでる。
※煮汁が真っ黒になり、泡が出てきます。
(4)(3)の水を替え、(3)と同じ要領で“重曹小さじ1”を入れて
アクを取りながら10分ゆでる。
(5)(4)の水を替えて、今度は重曹を入れずに“水”だけで10分ゆでる。
※煮汁が少しづつ澄んできます。
(6)(5)の水を替え、ひたひたの水に砂糖を2~3回に分けて加え
落し蓋(クッキングシート)をして30分煮る。
(7)(6)に福来純三年熟成本みりんを加える。
※アルコールをとばしたい時は、砂糖と同時に加えて下さい。
(8)熱湯消毒した瓶に、シロップひたひたに栗を詰める。
※冷凍保存は1年程楽しめます。
一つずつアルミホイルに包み、ビニール袋に入れて下さい。
良質な素材と昔ながらの手造りにこだわる岐阜の蔵元です。